整理収納との出会い 〜家事と仕事の両立に大きく影響する「整理収納」〜

収納カウンセラー吉田ミナです。

整理収納の仕事を始めて21年が経ちます。

私は大学で住居学を学び、卒業後はハウスメーカーや設計事務所で住宅やマンションの設計をしていました。一級建築士でもあります。

その後、夫の仕事へ海外駐在に出ました。

赴任先はめちゃくちゃ発展途上国。

食材、雑貨、洋服に至るまで現地で調達できるものは少なく、

何か月分もストックしていました。

その上、お客様が毎日のように来るので、

家には業務用のディープフリーザーが3台もあるほどでした。

それを譲って帰国。

息子は1歳になったばかりでしたが、日本での生活は本当に楽に感じました。

(赴任中は使用人がいたので、家事、料理はほぼしていませんでしたが)

生活が落ち着いて、仕事を始めたいと思っていました。

しかし、両親も出張続きの夫にも頼ることができない状況で、時間が不規則な建築の仕事は無理でした。

そんな中でも住まいに関わる仕事がしたいという思いは強くありました。

そんな時、飯田久恵の著書「捨てる!快適生活」に出合いました。

今でこそ「断捨離」や「ミニマリスト」など「捨てるがいい」という風潮がありますが、当時は「他人に捨ててください!」と言っていいんだということに本当に衝撃を受けました。

著者の整理収納のロジック的な考え方に惹かれ、電話し「働かせてください!」とお願いしました。幸いにも人手が足りなかったので働かせてもらえることになりました。

 

私は体力がある方ではないのに、2人の子供を育てながら仕事をしてこれたのは、整理収納のおかげで家事が楽だったからだと思います。

そして、いつでも人を呼べる家にできたので、子供の友達がいっぱい遊びに来てくれて、その子達と仲良くできるのはありがたいことだと思っています。

実は、整理収納では「モノを減らす」は第一段階です。

続きは追々書いていきますので、よろしければ引き続きこのブログをお読みください。

吉田ミナ

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